デジタルデトックスとは:やり方と、効果がないと言われる理由
Quiet Wall ·
デジタルデトックスとは何か、どう始めるか、そして「効果なし」と言われる理由。週末まるごとの計画より、毎日10分の何もしない時間のほうが続く。
デジタルデトックスとは
スマホやパソコンから、決めた時間だけ離れること。英語の digital detox で、オックスフォード現代英英辞典は、特にストレスを減らし、くつろぐために、スマホやパソコンなどのデジタル機器を使わない期間、と説明している。
デジタルデトックスと聞くと、スマホを預けて、何日か自然の中で過ごす旅を思い浮かべる人もいる。けれど言葉の意味はもっと単純で、画面のない時間を意識してつくることだ。長さも場所も決まっていない。
やり方
- 期間を先に決める。1日でも、週末でも、毎日10分でもいい
- スマホは別の部屋に置くか、手の届かない場所に伏せて置く
- 通知は、人からの連絡以外を切る
- 空いた時間に何をするかを先に決めておく。散歩、本、人と話す、何もしない
- 終わったら、戻すアプリをひとつずつ選ぶ
効果はあるのか
研究の答えは、まだはっきりしない。2022年に発表されたシステマティックレビューは、デジタルデトックスを扱った21件の研究、合わせて3,625人分を調べた。健康や幸福感、人間関係、自己コントロールへの効果は、研究によってまちまちだった。
研究ごとに、離れる期間も、離れるものも、測ったものも違う。だから「効果がある」とも「ない」とも、まとめて言うことはできない。言えるのは、やり方によって結果が変わる、ということだ。
「効果なし」と言われる理由
「デジタルデトックス 効果なし」で調べる人は多い。そう感じる理由には、よくある形がいくつかある。
- 長すぎる。 週末まるごと、1週間まるごとの計画は、立てるより守るほうがずっと難しい。途中でやめると、何も残らない
- 元に戻る。 期間が終わった日に、前と同じだけ使い始める。習慣は場所と時間に結びついていて、そこが変わっていなければ、同じ場所で同じように手が伸びる
- 入ってくるものが減っていない。 スマホを置いても、テレビや音楽やポッドキャストが同じ隙間を埋める。画面は減っても、入ってくるものは減っていない
続くやり方
長い計画より、短い時間を毎日。週末の計画は立ててもやめてしまうが、10分なら火曜にもできるし、水曜にもできる。
その10分は、何も足さない。スマホは部屋の反対側に置き、音楽もかけず、本も開かない。何もない壁を見て、時間が過ぎるのを待つ。思っているよりずっと難しい。それでも、座ったときより少し落ち着いて立ち上がる。
アプリを使うなら
- iPhoneのスクリーンタイムでは、「許容時間」でエンターテインメントやゲーム、SNSのアプリを使う時間を決め、「スクリーンタイムのスケジュール」で使える時間帯を決められる
- アプリを決めた時間だけブロックするアプリや、開く前にひと呼吸置かせるアプリもある
- Quiet Wallは、何もしない時間のためのタイマーだ。リマインダーが届いたら、スマホを部屋の反対側に置いて、壁を見つめる。音が呼び戻してくれる
デジタルデトックスとは?
スマホやパソコンなどのデジタル機器から、決めた時間だけ離れること。辞書では、ストレスを減らし、くつろぐための期間と説明されている。
デジタルデトックスに効果はある?
研究の結果はまちまちで、はっきりした答えはまだない。21件の研究を調べた2022年のレビューでも、効果は研究ごとに違った。
デジタルデトックスのやり方は?
期間を先に決め、スマホを手の届かない場所に置き、空いた時間に何をするかを決めておく。毎日10分の短い形から始めると続けやすい。
関連記事
- Quiet Wall――壁を見つめるための、iPhoneのタイマー
- ブログ――ほかの記事